放送日:2004年6月12日
脚本:久保田雅史
絵コンテ:大槻敦史
演出:大槻敦史
作画監督:加藤雅之
科学省で新型PETの開発も大詰めを迎える中、アネッタが科学省に持ってやって来ました。見た目はあれだが味は美味しいらしいサンドイッチの差し入れも一緒です。
今更突っ込む事でもないですが科学省、官省庁にしては一般人が気軽に出入りしすぎている。
まだニホンに残っているライカとラウルがダークロイドの対処に追われる中、レーザーマンの命令でダークブルースが新型PET破壊に動きます。
シンクロチップ完全対応型のアドバンスドPET2が完成しロックマンも元気になったものの、プログラムの初期化が終わっていない状態の中でダークブルースが科学省を襲撃しました。
新型PETが置かれている装置直上への実体化、更に生身の熱斗達への直接攻撃と言うこれまでのダークロイドがちょっとかわいく思えて来るレベルの殺意の高さ。いや部屋から空気抜かれたりとかはあったけど直に手を掛けるのは話が変わるじゃないですか……(小声)
寸でのところで新型PETを掴んでダークブルースから逃げるアネッタ、そして追うダークブルース。
科学省の中と言えどディメンショナルエリア内なのでアネッタが逃げ切る目は薄いわけですが、ここで炎山が建物内の隔壁を操作して二人の通るルートを制御していたのがナイスアシスト。
一度は逃げることに成功したものの、なお追って来るブルース。ここの逃走劇もレイアウトや演出が良くてなかなか見ごたえがあるのですが、詳細は割愛します。
ただ炎山にブルースと戦って欲しくないと炎山に新型PETを渡して自分は隠れていることを拒むアネッタとそれに対して何も言わない炎山というエレベーター内部でのシーンは見どころ。
炎山からすればとっくに覚悟は決まっている話ではあるのですが、そのすぐ後のアネッタの言葉への返答の声色が優しいものであることから、彼が何を思っているかは察することができます。ここで表情を見せない演出がいいんだよなあ。
そしてつくづくエレベーターに対して変な縁があるな炎山は……と思いながらふと引っ掛かる物があり確認したら炎山がやいと相手にフラグを立てた『無印』20話の絵コンテ・演出も大槻さんでした。この後XEBECの美少女アニメを監督として多数手がけることになる方ですが、もうこの時点で女の子を可愛く描く技術が確立されていたということなのかもしれないです(?)
炎山の閃きとアネッタとの連携で地下実験室のディメンショナルエリア内にダークブルースを閉じ込めることに成功したものの、伏兵としてスターマンが現れます。
あわやピンチ、というところで天井裏から熱斗が登場。
インカムを着けているところを見るに恐らく熱斗も熱斗で炎山とアネッタを追い掛けて科学省内をミッションインポッシブルしていたのだと思われます。ブルースからの逆探知避けでPETの通信切ってましたからね炎山……。
ここで新型PETを持っていた炎山が、一度アネッタに渡すのがアネッタの思いを汲んでいてとても良い。
そしていよいよ新型PETでクロスフュージョンする熱斗とロックマン。
新型PETの性能によりスターマンを圧倒、デリートしてみせました。
CFロックマンのパワーアップ回でありつつ、炎山とアネッタの逃走劇にも結構しっかり尺を割いていた今回。
熱斗とロックマンのパワーアップが決して彼ら2人だけの話ではなく、炎山やアネッタの思いも繋いだものであることを感じさせます。


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