『ロックマンエグゼAXESS』の放送期間は2003年10月4日から2004年9月25日の全51話。
『無印』から半年の放送休止期間を挟み、放送時間も土曜日朝8:30~9:00に移動しました。
原作の特にベースとなっているゲームは
- 『バトルネットワーク ロックマンエグゼ3』(GBA、2002年12月6日発売)
- 『ロックマンエグゼ トランスミッション』(ゲームキューブ、2003年3月6日発売)
- 『ロックマンエグゼ4 レッドサン/ブルームーン』(GBA、2003年12月12日発売)
の3作。
ちょうど『エグゼ4』の発売3ヶ月前に『AXESS』の放送が始まった形で、ストーリーの一番大きなベースは『4』です。
『エグゼ3』が『無印』放送終盤に発売され登場キャラの一部は『無印』に登場していたものの敵側のキャラクターがほとんど登場していない中、『AXESS』では『3』初出のナビ達がオペレーターを伴わない形で登場します。
『トランスミッション』に登場した大多数のナビも同様です。(そもそも『トランスミッション』初出のナビは原作内でもオペレーター不在ですが)
玩具関係のスポンサーはバンダイからタカラ(現タカラトミー)になりました。
制作のメインスタッフにそこまで大きな変更はないものの、特筆事項として音楽が五十嵐“IGAO”淳一さん、アニメーションプロデューサーが千野孝敏さん(XEBEC)になっています。
『AXESS』の要素と言ったらきっと誰もが挙げるでしょう、「クロスフュージョン」そして「ダークチップ」が物語の中心となってきます。
放送時間は夕方から朝になった筈が、作風は『無印』以上にシリアスになります。特に3クール目以降はその傾向が顕著です。平成の朝アニメってそういうところある気がします。
クロスフュージョン時のデザインや中盤から登場するとあるキャラクターはカプコン側のデザイナーが原案を制作しており、この原案イラストは書籍『ロックマンエグゼ オフィシャルコンプリートワークス』で見ることが出来ます。
クロスフュージョンという新たな設定によってアニメ版は変身ヒーロー物としての側面を持つことになりますが、『エグゼ』らしい人間とネットナビ/現実世界と電脳世界の二層性はきちんと維持されています。
熱斗とロックマンが一度もクロスフュージョンしない回もあります。ここは『AXESS』を全話見てから集計しようと思います。
クロスフュージョンというシステムを新たなギミックとして導入して、SFアニメとしての『エグゼ』のギアを明らかに一段上げたのが『AXESS』であると言えます。
そして原作ゲームと共通する新要素として登場するのが「ソウルユニゾン」。
ロックマンと様々なナビ達が共鳴することで生み出される個性豊かな新形態と能力の数々にワクワクした方も多いのではないでしょうか。
また『AXESS』は、続編『Stream』との前後編と言っていいストーリーになっています。
『AXESS』のラスボスは『エグゼ4』『エグゼ5』の2作に黒幕として登場するキャラクターであり、そして『Stream』のラスボスが『エグゼ4』のラスボスという、『AXESS』『Stream』を連続で放送することを前提としたストーリー構成なのです。『エグゼ5』のラスボスは劇場版に出てきます。
2年分のテレビアニメと劇場版の制作・公開を前提にして構成組めるのは時代が凄いのか『エグゼ』のコンテンツ力が凄いのか。恐らくどちらもでしょう。
『AXESS』『Stream』更に劇場版を含めた壮大な物語は、新たな仲間と新たな脅威が入り乱れながら繰り広げられていきます。
ネットセイバーとしてネット犯罪や世界の危機といった様々な困難に立ち向かう熱斗とロックマン、そして仲間達。
その戦いを手に汗握りながら見守りましょう。
スタッフ
原案:カプコン
スーパーバイザー:稲船敬二、佐上靖之、中沢利洋、油井卓也
原案協力:黒澤真、西巻篤秀
監督:加戸誉夫
シリーズ構成:荒木憲一
キャラクターデザイン:石原満
プロップデザイン:加藤雅之
美術監督:高山八大
色彩設計:伴夏代
撮影監督:広瀬勝利
3DCG制作:小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント
編集:辺見俊夫
音響監督:明田川仁
音楽:五十嵐“IGAO”淳一
音楽プロデューサー:田中統英
アニメーションプロデューサー:千野孝敏
プロデューサー:紅谷佳和、宮澤秀典
アニメーション制作:XEBEC
製作:テレビ東京、小学館プロダクション
主題歌
オープニングテーマ「二つの未来」
作詞 – Nao
作曲・編曲 – 五十嵐“IGAO”淳一
歌 – 黒田倫弘
エンディングテーマ「光とどく場所」
作詞・作曲・編曲 -Nao
歌 – 光熱斗&ロックマン(比嘉久美子&木村亜希子)



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