『無印』第9話「恐怖のヨガ戦士!」

放送日:2002年04月29日
 
 脚本:関島眞頼
 絵コンテ:宮原修二
 演出:岡田宇啓
 総作画監督:石原満
 作画監督:足立慎吾

 9話にしてついに炎山&ブルースの登場です。
 50話(放送期間1年)やることが前提だからこそ可能な9話での超人気キャラ初登場、昨今なかなか見ません。
 『エグゼ』前後のホビアニにおけるライバルキャラ初登場タイミングを比較してみるのも面白そうだなと思いました。とは言え基本的には「そのライバルキャラの愛機やメインカード中心弾の発売日による」みたいな身も蓋もない結果になる気はします。
 『エグゼ無印』はヒットしたゲームのアニメ化なので、比較するならアニメ版『ポケットモンスター』が近いんですかね。この辺りの話は覚えていればまた別でします。
 
 炎山の初登場はゲームセンターで標準ナビを操ってのネットバトル。
 炎山のオペレーティング能力がブルースに頼り切ったものではないことを描写してくれています。そもそもの設定としてブルースの性能が非常に高いとされている上に炎山は基本的にブルース以外をオペレートすることがないので、ともすればブルース頼りの強さと思われかねないところをこの回を根拠として強さ議論スレでも「言うて炎山は標準ナビでもめっちゃ強い」って言えますからね。
 まあ炎山の強さってネットバトルだけでもないのですが。伊集院炎山はシリーズが進むごとに出来ることが次から次へと判明していく男なので、WWWをも圧倒する天才ネットバトラーとしてだけ炎山を見れるのは今だけです。

 マハ・ジャラマのヨガ番組を見ていた人々が催眠術で動物化してしまった中でロックマンと共にテレビ局に向かう熱斗。
 マハ・ジャラマとウィザードマンのトリッキーな戦法に二人が翻弄される中、ついにブルースが現れマジックマンを一撃で倒してみせました。
 
 炎山はどうも熱斗とロックマンの噂を聞いていたようですが、実際に目にしたその実力にひどくがっかりした模様。
 ブルースがロックマンに掛けた言葉が「俺とあの方を失望させるな」、炎山が熱斗に掛けた言葉が「俺とブルースを失望させるな」。
ナビとオペレーターで言っていることが全く同じで良いですよね。

 私はシリーズ全話通して視聴済みなので、今見ると炎山が熱斗をどこか下に見ている感じが非常に懐かしくもあります。ただ「失望させるな」という台詞から分かるように、自分とブルースに並び立つ強者の登場を楽しみにはしていたんでしょうね。
 ここから熱斗と炎山の関係性の変化がじ~~~~っくり描かれていくことになるのは長期シリーズの美味しいところです。

 9話で作画監督として足立慎吾さんの登場です。足立さんは1話でも原画として参加されていました。
 足立さんはのちのち『BEAST+』や『流星』シリーズでキャラクターデザインを担当される方ですが、現在では『ソードアート・オンライン』シリーズ(2014年~)のキャラクターデザインなどを担当する超有名アニメーターです。2022年にはテレビアニメ初監督作品として『リコリス・リコイル』の監督も務めています。リコリコはいいぞ。

 そして『無印』本編はいよいよ次週からN1グランプリに突入します。

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