『AXESS』第20話「ダークチップをよこせ!」

放送日:2004年2月21日
 脚本:荒木憲一
 絵コンテ:二瓶勇一
 演出:孫承希
 作画監督:高橋晃

仕事が出来る男が帰国したと思ったら、仕事が出来る男が帰国してきました。

ということで、ダークチップ中毒のデザートマンがダークチップを狙ってネット警察を襲撃したところを帰国早々に炎山が捕獲します。些細な話ですが、カップ自販機で買ってるコーヒーにミルクも砂糖も一切入ってる様子がないのがクールすぎる。ブラックコーヒーを飲む12歳……。
ダークロイドが自然発生したデータ生命体なのではないか、とここで光博士が仮説を披露。自律型ナビは『無印』にも何体か登場していますが、いずれも開発者が存在しているのでダークロイドは彼らとはまた別の存在です。

デザートマンを取り戻そうとするも、ロックマンもブルースも揃っている状況で手も足も出ずに撤退するフラッシュマン。
一方でネビュラはダークロイドを「無能な電脳世界の産物」と呼びつつ、貴船総監を人質に取ってデザートマン回収のため動きます。車のシステムを乗っ取り、トラックに乗っけて誘拐し、貴船総監と真辺ごとスクラップ工場送りです。人質の割に相変わらず殺意が高い。しかも警視総監の乗る車なのでガラスはそう簡単に割れません。
フラッシュマンはデザートマンを嘲りながらデリートし、熱斗は貴船・真辺を何とか救出。
次の手として現れたディメンショナルエリアに対し、サーチマンが18話で行った電脳世界からのディメンショナルコンバーター破壊を熱斗とロックマンは試みるものの対策済み。更に敵の策でPETを取り落とし窮地に陥った熱斗を救ったのは、外から突っ込んできた炎山でした。

ということでCFブルースのバンク初お披露目です。
バンブーソード1本でフラッシュマンを圧倒し、更に4枚のチップを使用するプログラムアドバンスでとどめを刺すという相変わらず圧倒的な戦闘センスを見せつけてくれました。
さて、一方ダークロイド側も何やら不穏な動きが。ビーストマン・デザートマンに続きフラッシュマンもダークチップ中毒に陥り、いよいよネビュラに疑念を抱くシェードマン。
そして「時は近い」と不気味に笑うネビュラの謎の男。
これから状況が大きく動いていきそうです。

ところで今気付いたんですけど「キャノン・ハイキャノン・メガキャノン」でプログラムアドバンスが「ゼータキャノン」なのってもしかして元ネタはZガンダムやZZガンダムの「ハイメガランチャー」「ハイメガキャノン」だったりします?
ちなみにこの「ゼータキャノン」というPA自体は『エグゼ3』までで、『エグゼ4』以降は「ギガキャノン」という名称になっています。まあゼータキャノンって直感的ではないわな
チップの組み合わせもキャノン系同種コード昇順というものなので、原作ゲームとアニメ版でちょっと違ったりします。

しかしこの回の炎山の「バンブーソード+エレメントソード用パーツ」というCF時デッキ構成、あまりにも思い切りが良くて惚れ惚れします。
バトルチップの枚数制限がなくなって以降の方が熱斗達が楽なのは間違いないのですが、制限のお陰でこうした演出をばちっと決められるのはあると思います。

ディメンショナルコンバーター破壊対策によって18話でライカとサーチマンの取った作戦は使えなくなったわけですが、脆弱性を突かれればアップデートするのは、まあセキュリティ技術の進歩ってそういうものですからね。
ネビュラがこれまでこの結構致命的な脆弱性に気付いていなかったのも無理はありません。
ディメンショナルコンバーターを狙撃して内側から破壊出来るのって本当にサーチマンとサーチソウルロックマンしかいないので……。気付いてしまった以上は対策するしかないですから。

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