『AXESS』第18話「シャーロから来た男」

放送日:2004年2月7日
 脚本:あみやまさはる
 絵コンテ:筑紫大介
 演出:孫承希
 作画監督:今井雅美

シャーロ国からネットセイバー・ライカが研修に訪れます。
熱斗はライカに科学省を案内するものの、お調子者の熱斗と常時冷静沈着なライカは水と油。
ライカは「実体化ウイルス・ダークロイドへの唯一の対抗手段」というクロスフュージョンという技術に疑問を呈し、「戦いは頭脳でするもの」と豪語。「クロスフュージョンがなくては戦えないのか」と熱斗を煽ります。この回、熱斗がノンデリが発端ですがシンプルにライカの態度もめちゃめちゃ悪いので面白い。今後そこそこ口の悪い熱斗に並んでクールキャラをやり続けるには熱斗よりレスバが強い必要があるんでね……。
そんな中でビデオマンがショッピングモールに現れ人々を閉じ込める事件が発生します。
熱斗とライカは共に事件現場に向かうもののバラバラで対応にあたり、それぞれの方法で実体化したビデオマンに挑むことになります。

今回珍しく、電脳世界でのロックマンとビデオマンの戦いが一切なく実体化での戦闘に突入します。
熱斗とライカそれぞれの、クロスフュージョンという技術及び実体化ウイルス・ダークロイドに対するスタンスの違いがはっきり描かれた回です。
シンクロチップを持っている(力がある)からクロスフュージョンを使える熱斗と、シンクロチップを持っていない(力がない)からこそ思考・創意工夫で乗り切らざるを得ないライカと言う対比構図ではあるのですが、創意工夫にしてもライカの運動能力が高すぎてどうしてもそっちに目が行きますねこれ。何回見ても面白い。無論ライカの場合はサーチマンの情報検索能力の高さが行動の前提となっていますが。

そして今回ライカが取った作戦が「狙撃ポジションの確保とサーチマンによる電脳世界からのディメンショナルコンバーターの破壊」。
敵が行動できる空間そのものを破壊してしまえばいいという理屈ですね。
ディメンショナルエリア初見でこの戦法を即座に立案・実行出来てしまえる辺りやはり実力派です。

にしてもビデオマン、面白い敵ではありますがCFロックマンの苦しむ顔を録画して楽しんでいたのは、変態だー!の一言に尽きます。

さて今回と言ったらやはりライカの初登場が重要トピックになります。
原作ゲームでは「13歳にしてシャーロネットワーク軍第13部隊長」というとんでもない設定の持ち主です。幼女戦記じゃないんだからそんな。
アニメ版だと年齢については言及がありませんが、もう少し後になってからの周囲からの言及から察するに恐らく原作とそう変わりないものと思われます。
軍人設定についても言及は一切ありませんが……まあ、「言及がないだけ」と言っていいと思います。

ライカとサーチマンという熱斗達の世界には異質なキャラクターの登場が『エグゼ』世界に広がりをもたらして『Stream』に続いていくことになるので、作品世界を広げるという点で、彼らはアニメ版においては非常に重要なキャラクターだと思います。

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