放送日:2003年12月20日
脚本:あみやまさはる
絵コンテ:村山靖
演出:長澤剛
作画監督:加藤雅之
オペレーターに先駆けてサーチマンの登場です!
原作ゲームでのサーチマンの初登場は12月12日発売の『エグゼ4 レッドサン』なので、販促を兼ねての登場と思われます。
陸海空、そして人工衛星を管制・探知可能な世界最高の管制システム「コントロールX」破壊を狙うシャドーマンを追って、シャーロからサーチマンが訪れます。
偶然飛行機フェスティバルの会場を訪れていた熱斗とロックマンはシャドーマンやダークチップに汚染された警備ナビと戦うことになり、そしてサーチマンと出会いました。
警備ナビを躊躇なく全てデリートした冷酷非情なサーチマンと、警護ナビのデリートを躊躇ったロックマン。
更に管制を移管された旧管制システムをシャドーマンが狙えば、コントロールXの警護を絶対命令としてその場から動かないサーチマンに対して人命が損なわれることを厭わないとも取れるその姿勢を非難するロックマン。そんな対立軸がありながらも、コントロールXから物理的に距離のある旧管制システムに向けた現実・電脳の両空間を飛び越えた超精密狙撃により、サーチマンはシャドーマンをデリートしてロックマンの窮地を救ってみせたのでした。
この回限定のサーチマンの瞳孔がピント絞りみたいに収縮する描写めちゃめちゃ良くないですか?
命令を絶対としつつ、ロックマンの人命を優先しようとする姿勢に何か思うところはあったらしいサーチマン。
原作ゲームと異なるアニメ版だからこその、どこか人間味ある姿を早くも見せてくれました。
サーチマンが冷酷非情な鋼鉄の男であり続けているのは原作ゲームくらいで、アニメ版も鷹岬版も割と感情を前に出してくれるキャラだったりします。
さて今回、熱斗がVRゴーグルを着けてロックマンと戦闘機シミュレータゲームで遊ぶシーンがありますが、この記事を参考に見てみると2003年の時点でVRデバイスは90年代のブームが過ぎ去った後で「冬の時代」だったようです。
しかしアーケードゲームや研究・軍事分野では活用・発展を続けていたらしく、今回登場したシミュレータゲームも当時のそういった流れの反映なのでしょうか。
それからサーチマンについて。
後の話数から登場するオペレーターのライカ共々非常に人気の高いサーチマンですが、アニメ版での活躍の影響も大きいと思います。
キャラ人気ですと、オペレーターとネットナビ込みで熱斗&ロックマン、炎山&ブルース、ライカ&サーチマンの3大巨頭ですね
『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』江口名人インタビュー!! 22年の時を超えて蘇る名作集。今の時代だからこそ広がるバトルネットワークの世界へプラグイン!【アドコレ】(2026年6月30日閲覧)
この通り江口名人直々に「人気3大巨頭」扱いですからね……。あと素直にビジュが良い。
ロックマンやブルースと並ぶと大人っぽいリアルミリタリー質感があるのもいい。
細かい話はライカの登場話数でしますが、ライカとサーチマンのコンビはアニメ版の空気感を醸成する非常に重要なキャラクターとなっていきます。
サーチマンの担当声優はデビューからまだ5年の福山潤さん。
2003年当時既にいくらか主演や主要キャラクターを演じていた方ですが、大きく躍進するきっかけと言っていいであろう『コードギアス 反逆のルルーシュ』(2006年)より前ですよ……この話の時点ではまだ演技プランが定まっていなかったのであろうこともありますが、今聞くと声が若い。



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