『無印』第42話「転職先はゴスペル!」

放送日:2002年12月23日
 脚本:関島眞頼
 絵コンテ:どじゃがげん
 演出:日下直義
 作画監督:池上太郎

 WWWの現状に愛想をつかしたまどい、立ち食いそば屋で(⁉)ガウスから直接スカウトされて(⁉)ゴスペルに転職します。
 経緯からして突っ込みたい。まどいが立ち食いそば屋の常連なのはキャラ的になくはないけどガウスはなんなんだろう。

 誘いこまれたネットエージェントを排除するためにゴスペルのパーティを開いたガウスの罠にまんまと引っ掛かったネットエージェント達と熱斗。
 4人を部屋に閉じ込めて水攻めで直接殺しに掛かるガウスの姿勢に疑問を覚え(ついでにガウスの女装にドン引きした)まどいはネット犯罪者・元WWWとしての矜持で結局ゴスペルを裏切り結果的に熱斗達の危機を救いました。
 
 ゴスペルはごみ溜め同然、WWWには愛があった、とガウスに向かって啖呵を切るまどい。でもWWWに愛なんてあったかなあ……と思ったらカラードマンが全く同じことを言ってくれましたね。
 
 ただそう言った要旨の発言ではなかったとは言え、まどいがゴスペルを見限ったのはこの時点でゴスペルの実態がどうにも怪しいことを考えるとかなり正しい選択だったと思われます。
 ガウスも別に首領ではないいち幹部(ネタバレ)なので、この時点でゴスペルという組織の現実世界側の実態はガウスがどうにかなればすぐ崩れる程度にはガッタガタと思われるからです。
 
 現時点のゴスペルで一番有能に働いてるのって人間とそのナビじゃなくて自律型ナビのシャドーマンだし、この時点で人間側にまともな幹部残ってないんですよね。

 カレー屋になったとは言えWWWは拠点と人間が一応残ってますし、何よりまどいにとってはそこが一番居心地が良いんですよ。ネット犯罪者としては落ち目だろうと、本人がそれで良いならそうするのが良いのです。
 あとネット犯罪者として落ち目であってくれた方が世界のためです。
 でもカレー屋の店頭にワイリー人形(ガウスからパクってきた)置いてるのはいいのかな……。
 
 今回感じたのは、熱斗がゴスペルの幹部・スポンサーパーティに潜入することになった経緯がちょっとまだるっこしいなと言うか。
 金持ちのやいとであればゴスペルのパーティへの招待状を融通できるからネットエージェントが熱斗を介してやいとに依頼したところをいつもの面々も付いて来ることになり、熱斗もネットエージェントの3人の任務に付いて行くことにした……という流れなのですが、こうやってネットエージェントを介するか非公式に首を突っ込ませるかだとアニメの作劇上じわじわ枷になってくるから『AXESS』以降熱斗がネットセイバーになったのではないかと思わなくもないです。
 原作でも途中からオフィシャルネットバトラーとしてのライセンスを得ていますからね、ネット犯罪と戦うには主人公が公権力側かつある程度自由に動ける存在になった方が何かと都合が良いという理屈だと思います。

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