放送日:2004年4月3日
脚本:久保田雅史
絵コンテ:二瓶勇一
演出:日下直義
作画監督:池上太郎
冒頭から登場したのは、ナビを確実にダークソウルに取り込む強化版ダークチップ。謎の男とゆりこが、何者かにそのチップを渡しています。
さて、ネット警察がダークチップ取引現場に乗り込むとそこには取引の目撃者というアネッタが拘束されていました。
炎山はその名を聞いて何か引っ掛かるところがあるようで、一方アネッタも半年前の病院火災を解決したのが炎山と熱斗から聞いて何か思うところがある模様。
入院中に巻き込まれたその火災で看護ナビ・シルクを失っていたアネッタの枕元には、ロングソードのチップに偽装した強化版ダークチップが。
火災の中シルクはブルースによってデリートされた、とアネッタは認識しているようですが……?
ということでアネッタは炎山に接近してダークチップを使用させようと目論見、彼を連れてアミューズメント施設の集まる秋原タワーへ。面白がっている熱斗はしっかり尾行します。
今回のデートシーンいいですよね。炎山がクールでドライでありつつ根本的に優しい人間であることは『無印』の時点から描写されているのですが、特に『AXESS』直近数話で熱斗との交流が濃くなる中で少しずつ柔和になっているのも描写されているため、そうした変化がアネッタに対する接し方に現れています。
さて、ゆりこの策略によって炎山とアネッタは展望室に閉じ込められます。
更に換気システムの作用によって室内の空気はどんどん薄くなっていきます。うーん、人間に対する殺意が高い。
換気システム前にはニードルマンが待ち構えており、更にダークチップのトリプルスロットインによる戦闘力増強でブルースを追い詰めます。
ニードルマンって作中ダークチップを使いまくってるのに中毒になってる様子が一切ないんですよね。ネビュラ製ナビだからダークチップ中毒の対策してて当たり前ということでしょうか。
炎山は熱斗とロックマンに援護を求めますが、熱斗に援護を求める際の第一声が「熱斗、いるな?(断定)」なのがとても良い。
ロックマンが換気システムを復旧させ、フォルダ内にダークチップが紛れていることに気付いていた炎山とブルースはダークチップを使うことも無くニードルマンを撃破。
復讐に失敗したアネッタに熱斗の口から、病院のシステムを蝕んでいたダークソウルを全て吸収したシルクが自らデリートされたという真相が語られます。
そんなことは分かっていたが納得できるわけがない、と泣くアネッタですが、やがて彼女の口からダークチップを作った人間の名が語られます。
「Dr.リーガル」……その名に熱斗と炎山が驚愕した一瞬の隙に、アネッタはゆりこに攫われてしまいます。
一方シェードマンはとバブルマンのスパイ活動によってネビュラのアジトを突き止め、更にダークロイド製のディメンショナルコンバーターを完成させます。
ネット警察・ネビュラ・ダークロイドの三つ巴の戦いになるのでしょうか。
ということで次回に続く。
……なんかこの次回予告、映像が0.8城之内死すみたいになってませんか?
台詞や演出、そしてキャスト陣の演技の細やかさが特に際立つ今回。
アネッタは理性ではシルクがアネッタや患者達を救うために自己犠牲を選んだと理解しています。しかし感情ではそれを受け入れられず、炎山とブルースに責任を転嫁して復讐に走りました。
誰でも持ち得る人の心の弱さに入り込むダークチップのあり様を、これまでと違った角度から描き出しています。
アネッタは原作ゲームだと『エグゼ3』に登場するプラントマンのオペレーターなのですが、ゲームとアニメでそのキャラクター性があまりに違うのでまるで別物の存在です。
それからアネッタ役の釘宮理恵さんの話していいですか?
いや平成生まれ平成育ちとして釘宮理恵さんってあまりにクリティカルな存在なので。
まず釘宮さんってお声が可愛すぎるじゃないですか。
00年代中盤の釘宮さんといえば、アネッタ以後に演じた『灼眼のシャナ』(2005年、TVアニメ)シャナ・『アイドルマスター』(2005年、アーケードゲーム)水瀬伊織・『ゼロの使い魔』(2006年、TVアニメ)ルイズといった当たり役のツンデレ美少女キャラクターが思い浮かびますが、アネッタを見れば分かる通りツンデレでなくても声がめちゃくちゃ可愛い。
現在も各所で活躍されている凄い方です。
アイマスのライブで時たま拝見するんですが20年経っても伊織ちゃんの声が出るしその声で歌う釘宮さんって凄くってえ……。
釘宮理恵さんに限らず、『エグゼ』って出演声優めちゃめちゃ豪華じゃないか? という話もそろそろしたいです。
やってる年数が長くて登場人物がとても多いのもあるんですけど、それにしてもですよ。
名人役の藤原啓治さんやライカ役の優希比呂さんだって『エグゼ』の頃にはもう売れていた方ですよね。
この後に物凄い勢いで売れる方が新人時代に名ありで出演されていたり(サーチマン役の福山潤さんが特に分かりやすいですかね)、ちょっとした端役にこの後売れる人が出演されていたり(『AXESS』『Stream』名レギュラーモブの小野大輔さんですとか)。
熱斗役の比嘉久美子さんやロックマン役の木村亜希子さんだって『エグゼ』で主演になったのだってデビューから5年という声優としては全然若手の頃だからなあ……。
まあ、キャスト陣の話は覚えていたらそのうちします。


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